受講生の声 菱田高弘様

見るからにエリートビジネスマンの風貌と話し方の菱田さんは、特許事務所にお勤めの弁理士で、仕事柄中国とのかかわりも多いそうです。しっかり予復習する上に、中国のアプリも活用して積極的に中国語と接しているとのこと。また、いつもしゃんと背筋を伸ばした姿勢は、見る方にも爽快さを感じさせます。聞けば、長年競泳をされていて、現在でも記録会に出ているとか。
物静かなようでいて、常に内なる闘志を持っておられる菱田さんへのインタヴューです!


菱田 高弘 さん

コース:プライベートコース
中国の好きな文化など:名所旧跡
行きたい都市:敦煌、九塞溝

Q:中国語の勉強を始めたきっかけは?
A:2009年の9月頃から中国語の勉強を始めて、ほぼ13年になりました。勉強を始めた頃、会社は中国関係の仕事や日中間の往来もどんどん増え、私はアジア部門の責任者になりました。
中国のパートナーが日本に来て会議をしたとき、彼らは皆流暢な日本語を話せたので、私は彼らの日本語力にとても驚きました。今後も中国関係の仕事を続けるなら、流暢な中国語で彼らとコミュニケーションを取れるということは、私にとってとても重要なことです。しかも、中国語を話せたら、中国へ行く時、一人で街をぶらついたり、買い物をしたり、タクシーに乗ったりなんかもできます。中国語を話せると、新しい世界が開ける。だから中国語の勉強を始めることにしました。

Q:実用中国語学院を選んだ理由は?
A:一番大きな理由は、会社から近いことです。あと、学院のホームページで校長の動画を見て、中国語教育に対する大きな情熱を感じました。なので、この学校に来れば、きっと中国語を話せるようになると思いました。

Q:実際に授業を受けた感想は?
A:先生たちは皆、中国語を教えるのがとても上手です。教える態度も真剣で、情熱があります。なので、この十年来ずっと高いモチベーションを保って中国語を勉強しています。

Q:普段勉強で気を付けていることは?
A:漢字を見ると、無意識にピンインで読んだり、日本語の漢字も中国語で発音します。
漢字を書くと、ときどき簡体字になることもあります。簡体字の方が簡単なので、中国語を勉強していない日本人も簡体字を書くことがあります。例えば「権力」の「権」とか。
スマホでYou Tubeの、中国のドラマやニュースを見ることもあります。私のスマホには幾つか中国のアプリがあり、よくこれらで中国の番組を見ます。例えば爱奇艺(iQIYI)、环球时报(Global Times)、读者。读者は先生から紹介されましたが、とても興味深いです。ニュースなら字幕があるので、字幕を見ながら司会の話を聞くと、ほとんどの内容が理解できます。

Q:中国の旧所名跡がお好きだとか?
A:私は歴史に関するものが好きです。中国はとても大きいので、中国の内陸部には多くの歴史ある場所があります。例えば、将来は甘粛省敦煌市に行きたいと思っています。妻も名所旧跡が好きなので、将来は見て回りたいと思っています。
あと非常に美しい場所―――九寨溝。九寨溝の美しさはテレビでしか見たことがありません。日本からはとても遠いですが、ぜひ行ってみたいです。

Q:将来の目標は?
A:私の現在の中国語レベルはまだ低く、ある部分では十分ではありません。例えば、私が仕事をしているとき中国のお客様から電話があったのですが、時々彼の言っている意味がよくわからないことがありました。一般的な内容なら中国語で疎通できますが、私の仕事は特許関係なので、業界では専門用語が多く比較的難しいです。今後は電話でももっとうまくコミュニケーションを取れるようになりたいと思っています。私以外で流暢な中国語を話せる同僚は、中国人の顧客の言うことを理解できるので私の中国語レベルはまだまだです。
中国語学習のモチベーションを保つために、今年の11月に中検準一級を受けようと思っていますが、準一級に合格することが最大の目標ではありません。でも、準一級に合格すれば、自分の中国語が一定のレベルに達したと確認できます。
今後、中国語で中国人とコミュニケーションを取ったり付き合ったりすることで、中国のことや中国人の考え方をもっと学び、理解したいと思っています。

Q:中国語の勉強を始めようという方へのメッセージをどうぞ
A:現在、日中間には政治的な問題がいくつかありますが、日本にとって中国は重要なパートナーであり、両国間の交流、特に民間の交流はますます増えるでしょう。ですから、中国語でコミュニケーションができれば、両国の人々の互いに対する見方は、きっとゆっくり変わっていくでしょう。ですから、中国語を学ぶのはとても価値があります。

ページ上部へ戻る