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「中国のちまき」とは

 

北方の小豆ちまき

写真出典http://www.hua168.com/gonglve-315897.html

今年の6月25日は旧暦の五月五日で、中国では端午の節句です。

日本でも端午の節句(現在はこどもの日)といえば、ちまきは定番ですね。ちまきは中国語で「粽子[zòngzi]」と言います。日本のちまきは葉っぱで包んだお団子ですが、中国の粽子はもち米と具を葉っぱで包んで、ゆでたり蒸したりしたものです。

ところで、中国では北方でも南方でもちまきを食べますが、味は全然違うということをご存知でしょうか?中国北方のちまきは甘い味で、具には小豆や棗(ナツメ)の蜂蜜漬けなどを使います。食べる時は更に砂糖を付けて食べます。

一方、南方のちまきは塩辛い味で、中には肉や卵など惣菜の類が入ります。北方の中国人は、南方に行った時に肉ちまきと出会うのですが、その時、衝撃を受けるほど驚く人もたくさんいますよ。見た目は同じでも、味は完全に予想外ですし、塩漬け肉が入っているとちょっと脂っこいわけですから。どこから見ても食べ慣れた甘い団子が、口に入れてみたら、中に角煮が入っていた、なんてことを想像して見てください。衝撃を受けませんか?

皆さんは中国の「粽子」を食べたことがありますか?皆さんは北方、南方のどっち派でしょうか?

写真出典http://baike.baidu.com/album/197807/197807

南方の肉ちまき

 

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