お勧めの予習方法

宿題は色々ありますが、特に授業の『予習』を重点的に行って下さい。
予習は授業の準備だけでなく、『語彙の増加』、『中国語を話す訓練』、『ヒヤリング力を高める』ために必要です。できるだけ実践していきましょう!
VTRの説明はこちら>>>https://practical-chinese.com/storage/202602/ef2187d83adb6de40479befd1f95eef7.mp4

予習の仕方

①新出単語を覚える
②本文の朗読練習
③学院アプリ「ChineseStudio」などで音声データを聞く

①新出単語を覚える

1.新しい課に入る時は、新出単語(生词)の意味を調べて下さい。
2.発音を読みながら“漢字”をノートに10回書いて下さい。
※回数は、あくまで目安です。10回以上、10回以下でも構いません。(覚える)を目標に!
※最初の2~3回分は“ピンイン”を付けてもいいですが、読み方を覚えたら付けなくても良いです。
※日本語の漢字と、中国語の漢字は異なります。注意しましょう。
※漢字を練習したノートは宿題として提出しましょう。意外な間違いや問題点が見つかります。

②本文の朗読練習(朗読練習は『音読』です。黙読は含みません。)

1.ピンインのついている文は、ピンイン部を隠して、漢字を見ながら読んで下さい。読みながら、読み方が分からない、または意味が分からない単語に印をつけて下さい。読み方が分からない単語は、ピンイン部や新出単語、または辞書を参考にして、また意味が分からない単語は、辞書を調べながら読み進めて下さい。
音声データと一緒に読む、または聞きながら読むのはNGです。朗読の効果はありません。
※印をつけると、自信のない個所を知ることができ、授業で質問するなど、有効に活用できます。
※文法が分からない場合は教科書の解説を参照して下さい。それで分からない場合は、敢えて調べる必要はありません。授業で勉強しましょう。
※ピンイン・声調・単語の意味は、出来るだけ覚え、テキストには極力記入しないで下さい。二度手間を避けたい場合は、別にカンニングノートを作って、2回目以降の朗読時に参照すると良いでしょう。
2.1回目を読み終わったら、続けて2回目を読みましょう。その時にも、読み方が分からない、または意味が分からない単語は、1回目と同じようにして読み進めて下さい。同じように、2回目が終われば3回目、4回目…と回数を重ねて読んで下さい。回数を重ねるごとに、読み方や意味に確信を持ちながら読めるようになります。
音声データと一緒に読む、または聞きながら読むのはNGです。朗読の効果はありません。
※確信を持って漢字を読めるようになることが目標です。結果として発音が間違っていたとしても、授業などで必ず注意しますので大丈夫です。まずは自分の頭の中で漢字と音、そして意味を一致させていくことが大事です。
※個人差はありますが、大体5~6回繰り返せば、漢字だけを見ながら読めるようになります。そうなれば、あとはできるだけスムーズに読めるように、更に数回繰り返し読んで下さい。
3.自分の発音をよく聞き、フレーズの大まかな内容を理解しながら、スムーズに読めるまで、下記に注意しながら、繰り返し音読して下さい。
・1~2回目 : 自分の声をよく聞きながら、一文字ずつ確かめながら、ゆっくりと読む。
・3~4回目 : 慣れてきたら、フレーズのつながり、特に声調のつながりに注意しながら読む。
・5~6回目 : 授業でよく注意される発音に注意して読む。(優先順位は声調、母音、子音)
・7~8回目 : 句読点に注意し、フレーズのリズムを掴みながら、極力途切れないように読む。
・9~10回目 : 朗読の目標速度(1秒間に3文字)になるように、意識して読む。
音声データと一緒に読む、または聞きながら読むのはNGです。朗読の効果はありません。
※回数はあくまで目安です。スムーズに読めるようになるのが目標です。時間が許すなら、多めに読むようにしましょう。
※朗読のスピードは目標速度(1秒間に3文字)に達すれば十分です。更に速く読むよりも、語句のつながりが滑らかになるように練習する方が、朗読の効果が上がります。

③学院アプリ「ChineseStudio」などで音声データを聞く

1.音声データを聞きながら、録音の速度に合わせて、頭の中で漢字を思い浮かべていきましょう。録音の意味を理解できるかどうかではなく、まずは聞こえた音に合わせて、漢字を思い浮かべられる(音字合一)かどうかに絞って聞き取りの練習をしましょう。
絶対に聞きながら書き取らないで下さい。聞くことに集中できなくなり、練習の効果を上げられません。速度に合わせて頭の中でイメージすることが重要です。
途中で止めずに聞いて下さい。聞き取れない箇所があっても、本文の最後(または指定の範囲)まで集中して聞いて下さい。
※テキストを見ないで聞くのが良いですが、慣れない最初の1~2回だけはテキストを見ながら聞いても構いません。
2.1回目を聞き終わったら、テキストを見直して、漢字が思い浮かばなかった箇所を確認して下さい。今回は確認できればよく、読む必要はありません。確認できたら、続けて2回目を聞いて下さい。以降も同じように、聞き終わってから漢字を確認して再度最初から聞く、という作業を繰り返して下さい。回数を重ねるごとに、より速くより確実に漢字が思い浮かぶようになります。
絶対に聞きながら書き取らないで下さい。聞くことに集中できなくなり、練習の効果を上げられません。速度に合わせて頭の中でイメージすることが重要です。
※録音の速度に合わせて漢字を聞き取るのが目標です。意味が分かればよし、ではなく、一字一字しっかりと反応できるように、繰り返し聞いて下さい。
※何度か聞いても聞き取れない箇所は、自分の読みなれた発音が間違っている可能性もあります。自分の発音とも聞き比べながら、よく注意して聞くようにすれば、自分の発音を自分で直すチャンスともなります。
3.音声データに合わせて漢字のイメージがスムーズに思い浮かぶようになれば、意味や文法なども考えながら、更に数回繰り返し聞いて下さい。
※漢字のイメージがスムーズに浮かべば、後はどんどん繰り返し聞くことで、「音→漢字→単語→文型(文法)」という、ヒヤリングに必要な一連の流れがどんどん掴み易くなります。
『よく知っている文章を聞き取る』という練習がヒヤリングの上達に効果的です。

【その他の宿題について】
本文の練習問題や、授業の中で講師が伝える宿題もございますが、時間がない場合は、上記3点を優先し、実践して下さい。

予習法Q&A

Q1:宿題は予習がメインですが、復習はしなくていいのですか?

A:復習もしていただくのが理想ですが、どうしても無理なら予習を優先させて下さい。予習は「単語の暗記」「課文の朗読」及び「課文の聞き取り」が中心ですので、これだけでも復習の要素を含んでいます。復習は「造句」「練習問題」「課文の総括」が中心ですので、しっかりやっておくと、授業中の質問に速く対処できます。出来るだけやるようにして下さい。

Q2:何度覚えても、単語をすぐ忘れてしまいます。どうしたらいいでしょう?

A:覚えた単語を忘れてしまうのは自然のことです。よほどの秀才でない限り、誰でも忘れます。これだけで悩むことはありません。大事なのは、繰り返し覚えるということで、このために予習は大きな役割を果たします。そうすることで同じ単語に繰り返し接する機会が増え、よく接する単語から覚えていきます。また授業中でも印象のある単語は、間違えていても構いませんので、どんどん使って下さい。使用頻度が高い単語ほど、より深く印象に残っていきます。

Q3:ヒヤリング力をアップするために、中国人の話や録音など沢山聞きたいと思っています。ヒヤリングの宿題はないのですか?

A:予習で行う「課文の聞き取り」がヒヤリングの宿題にあたります。これはヒヤリング力を伸ばすのに、とても有効な手段です。人は知らない単語をいくら聞いても分かるようにはならないものですが、知っている単語ならば、繰り返して聞くことで聞き取りやすくなっていきます。テキスト文を数回読んでから聞き取りを行うという予習の方法は、とても合理的なわけです。

Q4:文章を日本語訳にするのはダメだと言われたのですが、それでは意味がよく理解できないような気がします。どうして日本語訳はダメなのですか?

A:単語単位で意味を調べて覚えるのは必要なことですが、これを文章でやってしまうと、後で覚えているのは日本語の訳文だけになってしまいます。これでは、中国語の文法体系で直接意味を理解することができず、ずっと日本語訳に頼り続けることになります。こうなると瞬時の会話に反応できないばかりか、中国語らしい表現や独特のニュアンスを身に付けられなくなってしまいます。外国のジョークを日本語で聞いても面白く感じないのはそのためです。単語の意味を理解したら、後は中国語の文法体系にそって、イメージでその意味を理解するようにして下さい。

Q5:単語を辞書で調べた時、日本語訳が何通りもあって、よく分かりません。
どうしたらいいですか?

A:無理に全てを理解する必要はありません。訳が何通りもあるのは、文法的解釈を伴う場合がほとんどで、これは授業で理解していく必要があります。そもそも言語が違えば、表現方法が異なってくるのは当然のことで、この細かなニュアンスまで全部日本語で理解することは不可能です。通常は、一番初めに書いてあるものが、その単語の中心的な意味ですので、よく分からない時はこれをまず覚えて下さい。

Q6:自分ひとりで朗読の練習をすると、正しい発音が分からないし、間違った発音のまま覚えてしまうのではないかと不安です。どうすればいいですか?

A:確かにその時は間違った発音に気付かないまま練習してしまうリスクがあります。しかし、間違った発音は授業で指摘していきますので、その後の朗読練習の参考にして下さい。朗読練習を繰り返すことは、このようなリスク以上に得るものが大きいのです。例えば、単語の記憶や文型の理解に大きな効果がありますし、自分の発音を注意して聞くことで、自分の発音の問題点を発見しやすくなります。

Q7:予習に時間を費やしたいと思うのですが、授業で出された練習問題の宿題をしているだけで、精一杯です。どうしたらいいでしょうか?

A:練習問題の宿題などは、復習の部類に入ります。もちろんこれも大事なことです。しかし、どうしても予習と復習を両方できない場合は、予習から行って下さい。時間が余れば復習もするといいでしょう。予習をすることによって、その課の授業の理解度が断然よくなります。そうしていくことで、復習にかける労力も減らしていけるはずです。

Q8:長い文章は、何度読んでも途中でブツブツ切れて、句読点まで一気に読めないのですが、何かいい方法はありますか?

A:このような方は、会話の中でもよく途切れてしまいます。でも、よく思い出してみて下さい。何度も口にして言い慣れた表現は、途切れずに言えるはずです。要は繰り返し接して、言い慣れているかどうかです。テキスト文は、毎課同じ内容ではありませんので、最初の数課は、なかなか慣れないかも知れません。でも続けていくと似たような表現に出くわすことが多くなります。そうなると、自身の朗読もどんどんスムーズになっていくことでしょう。

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