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愛する夫を残して、どうして嫦娥[Cháng É]は一人で不老長寿の薬を飲んだのでしょうか?

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小さい頃、「嫦娥奔月 [Cháng É bēnyuè](嫦娥、月に奔る)」という物語を知り、月の上に嫦娥とうさぎが住んでいると信じていたのです。毎年の中秋、嫦娥とうさぎそして彼女たちが住んでいる「广寒宫 [Guǎng hán gōng] (広寒宮)」の様子を想像しながら中秋の明月を眺めていました。様々な神話の中で嫦娥はいつも心の優しい、きれいな仙女の姿で登場し、人々に愛されてきました。

でも、どうしてこんな心の優しい人が自分だけ不老長寿の薬を飲み、夫である后羿[Hòu Yì]を残して、一人で月へ行ってしまったのでしょうか?長い間ずっと不思議に思ってきました。

実は、嫦娥は愛する夫が留守の間に、悪者から脅しを受け、身の安全を守るために止む無く不老不死になったのです。伝説によると、弓の達人だった后羿にはたくさんの弟子がいましたが、その中の一人に、意地の悪い蓬蒙[Péng Méng]がいました。蓬蒙は后羿の家に伝わる不死の薬を狙い、嫦娥から奪おうとした時、嫦娥はそれを一気に飲んだのです。そして彼女は空へ昇ってしまったのですが、夫のことを気にしていたので、一番近い所にある月に降りて仙女になったというわけです。

戻ってきた后羿は、嫦娥が月へ行ったと聞き、悲嘆にくれながら嫦娥を想い続けました。毎年月のきれいな中秋の頃になると、彼は庭にテーブルを置いて、嫦娥が好きな果物を供えたのです。彼の一途な想いがやがて人々に伝播し、こうして中秋の供え物と嫦娥の伝説が後世に伝えられていきました――とさ。^_^

 

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