BLOG
3.42026
京劇鑑賞~孫悟空を演じたのはなんと日本人!

皆さん、こんにちは。
京劇をご存じだと思いますが、実際にご覧になった方は少ないのではないでしょうか。
今回は当学院講師の京劇鑑賞記をご紹介いたします。
◆京劇「🔗西遊記~金銭豹」大阪公演◆
200年の歴史を持つ京劇ですが、大部分の中国人も舞台で見る機会はほとんどなく、私も今回が初めて!
しかも、限定チケットでは開演前のステージツアーもあり、舞台に上がって、衣装や芝居道具などを実体験し、役者さんたちとも間近で触れ合うことができました。
舞台が開演すると、まずは司会者から説明がありました。
演劇中の拍手や掛け声「好!」のタイミングから、舞台両側の日本語字幕までとても丁寧な説明でした。
やはりほとんどの観客が私と同じく「初舞台」のようです。
もっと多くの人がこの芸術を体験できたらいいのになぁ…。
◆京劇の基本概念「四功五法」◆
京劇には「四功五法[sìgōngwǔfǎ]」という概念があります。
「功」とは技能を指し、「法」は具体的な動作のことで、両方を含めて京劇の基本的な技術だとされています。
「四功」には「唱[chàng]/念[niàn]/做[zuò]/打[dǎ]」があり、唱(うた)・念(せりふ)・做(しぐさ)・打(立ち回り)を表します。
「五法」は「手[shǒu]/眼[yǎn]/身[shēn]/法/歩[bù]」で、それぞれ手振り、視線、姿勢、行い、足さばきを指します。
今回の感想を具体的に述べると、まず「唱/念」ですが、役者さんの技術は高く、台詞は非常に聞き取りやすくて、物語や人物の心理状態まで分かりやすかったです。
「做」役者さんの表情や眼差し、ジェスチャーなどで、情景やストーリー展開まで軽やかに演じていました。
まるでドアがあるかのようにノックしたり、涙をふく際に袖を震わせて悲しさを表現したり、細部まで鮮やかでした。
「打」京劇の醍醐味はこの立ち回りだという人も多く、飛び跳ねるだけでなく、武術的な要素も取り入れ、役者さんにはとても高い身体能力が求められます。
今回のクライマックスも🔗孫悟空と金銭豹の戦いで、「凄い!!」と同時に「役者さんって大変!」の思いも…
◆孫悟空を演じたのはなんと日本人!◆
大立ち回りが終わって勝ったのは…もちろん孫悟空!言わずと知れたこの人気者は今回も当然の主役!
しかも驚くことに、演じていたのは日本人でした!
今回初めて知った🔗石山雄太さんは中国京劇界の唯一の日本人役者にして主役をこなす実力者です。
公演終了後も観客たちから撮影攻めの連続でした。私もドキドキしながら撮影して頂きましたよ!
こんな素敵な石山さんをもっと多くの人に紹介したい、京劇の魅力ももっとたくさん伝えていきたい、私は初めての京劇鑑賞で、そう強く思いました。
因みに、会場では偶然にも学院の生徒さんに遭遇。受付のチラシを見て申し込んだ岩井さんは、伝統文化に興味をお持ちで、学院の取材にも登場。
インタビュー記事はこちら≫≫≫受講生インタビュー
では、皆さんと一緒に次回の京劇公演を楽しみにしましょう!
























