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8月4日は中国の七夕!

 七夕は星に願いを掛けるロマンチックな行事ですね。

 日本では言わずと知れた七月七日ですが、中国ではなんとちょっと違うのです。
 
 今回はそんな七夕をめぐるお話にお付き合い下さい!

● 中国では陰暦で祝う七夕

 中国では伝統的な行事を陰暦(旧暦)で祝いますので、通常のカレンダーとは数週間のずれが生じます。そんなわけで、今年の中国の七夕は8月4日となります。

 「えっ?今年は?じゃ、来年は違うの?」と思われた方、鋭いです!

 陰暦は陽暦より一年が短くなるため、毎年少しずつ前へずれていくのです。なんだか面倒くさいようですが、毎年違う日付も趣があっていいかも知れませんね。

 因みに、陰暦では数年に一度「閏(うるう)月」が入るため、その年だけ1年が13ヶ月になり、少しずつ前へずれた七夕は一気に後ろへ戻されます。よくできていますね!!
● 七夕は「恋人の日」

 日本では子供たちが短冊に思いを込めて笹に吊るす、そんなイメージの強い七夕ですが、現代中国では完全に「恋人の日」となっています。やはり織姫と彦星のお話のイメージが強いですね。

 この日にはあちらこちらで恋人や夫婦にまつわる、華やかなものからから馬鹿馬鹿しいものまで、様々なイベントが中国各地で実施されます。結婚を届け出るカップルが最も多いのもこの日です。

 また、男性諸君はこの日にありとあらゆるプレゼントを準備しなければなりませんので、お星さまに懐具合を温めてくれるよう、ひそかにお願いをしているのかも知れませんね。

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