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平凡な街「淄博市」がSNSで一躍人気の都市に

皆さんは中国山東省にある淄博市という都市をご存知でしょうか。

この街は人口470万人で重工業や陶磁器産業などの第二次産業が7割を占める地方都市です。

日本から見るとかなり大きな街に感じますが、中国ではどちらかと言うとマイナーな、あまり知られていない平凡な都市になります。

ところが今年に入り、突然観光客が押し寄せる人気都市へと変貌しました。

それはなぜか?

実は中国では串焼きが人気なのですが、その多くは羊の肉が使われています。

しかし淄博市の串焼きは豚肉が使われており、キッチンで予め6~7割程度焼き上げてから、テーブルのコンロ上に運び、その後客が自分の好みまで焼き上げて、最後に薬味と特製タレをつけて薄い皮に巻いて食べるという特徴があります。

これが多くの人に斬新且つユニークだと注目され、人気に火がついたようです。

日本に例えると地元でいつも食べられているご当地飯が突然全国区になったような感じですね。

市では串焼き協会の設立と串焼きマップの作製を発表し、官民一体となって串焼きブームを支えていくとのこと。

凄いですね。

機会があれば私も訪れてみたいのですが、でもなぜ今になって突然人気になったのでしょうか?

その理由はこの地を訪れた人がユニークな串焼きがあるとSNSに動画をアップしたためです。
それを見た人たちが次々に淄博市を訪れ、人が人を呼ぶ形でブームに火がつきました。

ご存知の通り、中国は世界一ニの人口がいます。
そのため一度ブームが起こると爆発的に広がっていきます。

その勢いと反響たるや、凄まじいものがあります。

もし得意のSNSで一山当てたいとお考えなら、中国で勝負してみてはいかがでしょうか。
今で言う「バズったら」とてつもない反響が得られると思いますよ。

密かに私も狙ってみようかなと思っています(笑)

と言うことで今週も元気に頑張りましょう!

ではではー。

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