中国で「出勤偽装サービス」と呼ばれる、失業者に大人気のサービスが登場したのですが、皆さんご存知でしょうか。

偽装と聞くとなんとなく悪いイメージが思い浮かびますが、これは本物の会社と似たようなオフィスを用意して、失業して仕事を失った人が出勤して、まるで会社に勤めているような気分に浸れるサービスのことです。

オプションで偽物の給与明細や在職証明書を発行してくれるサービスもあり、給与明細には好きな金額を記載してくれるそうです。

また好きな肩書きや役職もつけてくれるそうで、例えば企画経営部長で年収3000万円といったことも可能だとか。

偽装もここまでやってくれたらあっぱれという感じがしますよね（笑）

そんなふざけている暇があったら、早く仕事を探せという声も聞こえてきそうですが、商売になると思ったら、ふざけているようなことでも全力で仕事にするのが中国の良いところです。

利用者も仕事がなくて家に閉じこもっているより、偽装でも実際に出勤している気分に浸れる方が、精神的に落ち着くという意見もあるようで、用意された20席は日によって満席になるほどの盛況ぶりとのことです。

たくましいですね。

ちょっとしたおふざけや遊びを商売に結びつける。
このたくましさと行動力が中国の成長を押し上げてきた原動力なのかもしれません。

このサービスが今後どうなるのか、個人的にウォッチしていこうと思っています。

9月に入っても暑さが厳しいですが、体調管理に気をつけて今週も元気に頑張りましょう。

中国語を習得したいという方は無料の体験レッスンもご用意していますので、お気軽に当学院までご連絡くださいねー。

それでは！