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新たな30周年へ

写真出典:image.baidu.com

皆様こんにちは!
明けましておめでとうございます!

平成5年からの32年間、実用中国語学院は、中国語学習を取り巻く環境の変化を見てきました。

中国語学習がマイナーからメジャーへの昇格を果たした今、これからの30年はどう変わっていくのでしょうか?

論語「论语[Lúnyǔ]」の「温故知新[wēngùzhīxīn]」で、過去から新しい時代を読み解いてみましょう。


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◆若年層の学習者が大幅に増加

もちろん昔から若い学習者はいましたが、社会全体でこんなに若年化した時期はないでしょう。
新社会人や学生はもちろん、そしてキッズも。

毎年当学院で行われる🔗弁論大会でもたくさんのキッズが発表しました。

これは社会や経済が中国語と深く繋がってきたからです。

キッズは特に親御さんの影響が強く、以前は中国人や中国語関連の背景を持った父母がほとんどでした。

しかし、ここ数年来、父母は全く中国語と関係なくても子供に習わせるケースが、顕著に増えてきました。

多くの親御さんが「英語か中国語か」の選択ではなく、「英語も中国語も」で考えているのも興味深いですね。


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お前の中国語分かんから帰れ!

30年前は中国とのビジネス往来が盛んになりだした頃。

学習する会社員が増えるも、まだ趣味の延長線上で、流暢な中国語を話す日本人ビジネスマンはほぼ皆無。

日中ビジネスは専ら日本語を話す中国人に頼り切りで、「中国語はダメでも商売はできる」との甘えがありました。

ところが10年ほど前からビジネスモデルが変化し、中国を消費地と見なすようになっていったのです。

奇しくも複数の現地担当者が異口同音に語ったのが、営業先から「中国語が分からない」と追い返された経験。

そう、以前は自分が客だったから下手でもよかったけど、今は自分が商品を売る側になったことで、

はじめて本当の中国語スキルが問われるようになったのです。

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話せなくても筆談で…は通用しない

かつての中国語学習者はよく「最悪筆談でも通じる」と話していましたが、

ビジネスでは、もちろんそんなものは役に立たず…。ましてや高い能力が求められる今では言うに及びません!

事実、向上心の強い学習者ほど、現地に赴いて、「日本人ビジネスマンの中国語能力の低さに驚いた」
との感想をよく持つようです。

これじゃせっかくのビジネスチャンスを逃していると人々が感じ始めています。

長らく「世界の工場」であった中国は今や大きく変貌し、
世界的な大消費地であり、経済の中心地でもあり、そして各分野の最先端技術をも有するようになりました。

今後30年でこの流れは更に加速、拡大していくでしょう。

それと共に、中国語はビジネス、技術、学問のみならず、文化や交流面でも更にその重要度を増していくでしょう。
また、世界に広がる華僑社会でも中国語は不可欠です。

既にマイナーからメジャーに躍り出た中国語スキルは、これからも各方面でより必要とされていくことでしょう。

当学院はこれからも、学習者の本当のレベルアップを、しっかりとした品質でサポートして参ります。

新たな30周年へ、これからも皆様と共に進み続けます!

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